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王選手との通算ホームラン争い。
王33歳、野村38歳。
全盛期の王に晩年の野村とは言え、
現役同士で通算記録を争うとは、
実にしびれる話。見たかった。
少し前の『NHKスペシャル』で、
作家の橋田壽賀子さんと対談した野村さん。
92歳の橋田さんが矍鑠(かくしゃく)として、
自力で歩いてたのに対し、
野村さんは支えがないと歩けませんでした。
その姿に衝撃を受けてしまいました。
3冠王も獲った名選手が、
そんな姿をさらすとは。
懐の深い人だったのかなあと思いました。
しかし支えてくれる人々は、こんなにいました。
この写真で野村さんがどんな人だったか。
分かると思います。
https://twitter.com/mainichiphoto/status/1227041037551489024
https://twitter.com/hochi_giants/status/1227141053402079234
https://twitter.com/SportsHochi/status/1227109146434117632
https://twitter.com/SportsHochi/status/1227657380365684736
https://twitter.com/sn_baseball_jp/status/1227432317624258560
「かかあ天下で良かった」とは言ってますが、
昔視たドキュメンタリーでは、
「野球のことは口を出すな!」。
と沙知代夫人(故人)を一喝した一言は、
ずっと頭に残ってます。
https://twitter.com/tochu_kawamura/status/1227100558885978117
↑↑これは通算ホームラン記録を王さんに、
抜かれそうになった時にについてのコラム。
他にも通算打点、通算安打も現役中に抜かれています。
監督としては、
日本一3回のヤクルト時代が全盛でしょう。
通算1566勝。しかし敗戦も1564回(76引分)。
貯金2ですよ。弱いチームでいかに勝つか。
そこに生きがいがあったのかなあと思います。
晩年は「東大の監督をやりたい」と言ったとか、
言わなかったとか・・・そんな話も伝わってきました。
野村さんの野球人生は抵抗と反骨かもしれません。
ご冥福をお祈り申し上げます。
合掌です。