国生さゆり、保田圭、黒沢かずこが座談会で激白!

 ”ちょいダメ”な生き方こそが人間関係を救うカギです!
 (「an・an」’07年5月24日号より=原文のまま)
 ・出席者(敬称略)
  国生=国生さゆり
  黒沢=黒沢かずこ
  ( `.∀´)=保田圭
国生:一言で”ちょいダメ”といっても、その一面を誰に見せるかによって、ダメの種類が違うと思うのよね。
( `.∀´):さっき、国生さんが席に着かれるとき「私、のろまなんです」っておっしゃったのが、すごくカワイイなって思いました。クールなイメージがあるぶん、そのギャップが素敵でした。
国生:どうする?それも計算だったら(笑)。
黒沢:うっ。怖いかも…。
( `.∀´):でも”ちょいダメ”を目指すのって、一種の自己プロデュースだから、そういう計算も必要かも。
黒沢:ウチは女3人組ですけど、3人揃って何もかもダメなんです。見た目も性格もダメダメで。
国生:何がダメだと思うの?
黒沢:性格的なことをいえば、人をうらやむ癖ですかね。
国生:そんなの、みんなあるよ。
黒沢:本当ですか。ウチらが人一倍ひねくれてるんだと思ってました。例えば…同期の芸人の活躍をうらやんだり。

国生:ちょっとひねくれてるぐらいのほうがカワイイよ。だって、素直で性格が良くて親切でルックスが良かったら、蹴飛ばしてやろうかと思うよ(笑)。
( `.∀´):そうかもしれないですね。
国生:ちょっと意地悪な面が見えたほうが「ああ、同じなんだ」って共感できるじゃない。
( `.∀´):意地悪な面は、影で出されると嫌ですよね。表に出てたほうが人間味がありますよね。
黒沢:ふんふん。意外性というところでは、すごくモテる美人が、あえてハズした男と歩いてるのを見ると「この女の人、性格いいんだな」って見直します。
国生:それ、普通じゃない?恋人選びで一番大切な条件は、居心地の良さよ。
( `.∀´):国生さんみたいな美人がそうおっしゃると、俄然、親近感がわきますね。
黒沢:モー娘。だって日本を代表するアイドルじゃないですか。メンバー同士、ライバル心とか抱かなかったんですか。
( `.∀´):最初の頃は、わざと距離をおいたり変なプライドから弱みを見せられなかったんです。でもあるとき「今日、こういうことがあったんだよね」とか「わかんないんだよね」って素直に接したらすごくうまくいくようになって。
国生:自分にできないことができる人には、どうしても嫉妬しちゃうからね。私も20代までは、できないことがあるのがコンプレックスだったの。でも今は「できないものは、もういいじゃん!」って思えるのよ。
( `.∀´):思いきって言っちゃうとラクになりますよね。
国生:自分はもちろん、相手の気持ちもラクになる。「なーんだ、この人もできないんだ」って親しみが持てるでしょう?
( `.∀´):確かに安心しますね。
黒沢:私も似た経験あります。何人かの女芸人でひとつの仕事をやったとき、最初は牽制しあってたのが、ある先輩が「できないよ」って弱音を吐いたことで、団結力が出てきて。その後、飲みに行ったり、意見を交換できるようになりました。
国生:今って、こんな素敵な人がいます、こんな活躍してる人がいます…ってテレビや雑誌が取り上げるでしょう。つい、そういう人と比べて自分はダメだなぁ…って思いがちだけど、できない人はできないでいいのよ。できる人だけ頑張ればいいの。
( `.∀´):「できない!」って宣言して甘えちゃえばいいんだ。
国生:宣言すると、周りが何とかしてくれるのよ(笑)。
黒沢:私、ダイエットができないんです。
国生:それは私もできない。まあ、こればっかりは、周りの人間はどうしようもないけれど。
黒沢:私は「太ることも大変です」って言うことにしてます。
( `.∀´):私、あまり人の話を聞かないみたいで。ヘアメイクさんに「また今日も聞いてないのね」って言われたり、メンバーに「どうせ圭ちゃんは聞いてないから、それでいいんじゃない?」って諦められたり。

黒沢:なんて答えるんですか。
( `.∀´):私は聞いてるつもりなんです。でもみんながそう言うから「聞いてなかったかも…」と。
国生:時間間隔とかが、他の子と違うんじゃない?
( `.∀´):…何ですかね。あと私、自動車を運転するとき、信号に気付かないで通り過ぎちゃうんですよ。だから、免許は持ってますが”運転できない”ことにしてます(笑)。
国生:笑って済ませられないのは、ちょいダメじゃないからね。
( `.∀´):最初の頃は、わざと距離をおいたり変なプライドから弱みを見せられなかったんです。でもあるとき「今日、こういうことがあったんだよね」とか「わかんないんだよね」って素直に接したらすごくうまくいくようになって。
国生:自分にできないことができる人には、どうしても嫉妬しちゃうからね。私も20代までは、できないことがあるのがコンプレックスだったの。でも今は「できないものは、もういいじゃん!」って思えるのよ。
( `.∀´):思いきって言っちゃうとラクになりますよね。
国生:自分はもちろん、相手の気持ちもラクになる。「なーんだ、この人もできないんだ」って親しみが持てるでしょう?
( `.∀´):確かに安心しますね。
黒沢:私も似た経験あります。何人かの女芸人でひとつの仕事をやったとき、最初は牽制しあってたのが、ある先輩が「できないよ」って弱音を吐いたことで、団結力が出てきて。その後、飲みに行ったり、意見を交換できるようになりました。
国生:今って、こんな素敵な人がいます、こんな活躍してる人がいます…ってテレビや雑誌が取り上げるでしょう。つい、そういう人と比べて自分はダメだなぁ…って思いがちだけど、できない人はできないでいいのよ。できる人だけ頑張ればいいの。
( `.∀´):「できない!」って宣言して甘えちゃえばいいんだ。
国生:宣言すると、周りが何とかしてくれるのよ(笑)。
黒沢:私、ダイエットができないんです。
国生:それは私もできない。まあ、こればっかりは、周りの人間はどうしようもないけれど。
黒沢:私は「太ることも大変です」って言うことにしてます。
( `.∀´):私、あまり人の話を聞かないみたいで。ヘアメイクさんに「また今日も聞いてないのね」って言われたり、メンバーに「どうせ圭ちゃんは聞いてないから、それでいいんじゃない?」って諦められたり。
黒沢:なんて答えるんですか。
( `.∀´):私は聞いてるつもりなんです。でもみんながそう言うから「聞いてなかったかも…」と。
国生:時間間隔とかが、他の子と違うんじゃない?
( `.∀´):…何ですかね。あと私、自動車を運転するとき、信号に気付かないで通り過ぎちゃうんですよ。だから、免許は持ってますが”運転できない”ことにしてます(笑)。
国生:笑って済ませられないのは、ちょいダメじゃないからね。
( `.∀´):ただ、恋愛の場面では相当ダメで、甘えんぼうなほうがモテてる気がしませんか。
国生:そうねぇ。何でもこなせる人だと「オレがいなくても」ってことになるものね。
( `.∀´):モテてる子は、ジュースを飲むとき「開けて」って男の子に渡すイメージがあります。
国生:私、それわざとやってる「ねえ、開けて」って(笑)。

( `.∀´):恋愛では、甘える姿勢がいつも以上に必要なんですね。
黒沢:昔、多少なりとも恋のチャンスがあったとき、もっと素直になっておけばよかった…とたった今、後悔しました。
国生:変に強がったりかたくなになってると、後で窮屈になっちゃうのよね。周りに迷惑をかけない程度に不器用なほうが愛されていくと思うのよ。
( `.∀´):彼のために料理してて指切っちゃって「痛ーい」っていうのはどうですか?(笑)
国生:それはちょいダメだからいいんじゃない?でも味付けを失敗するのはダメダメ。
( `.∀´):お米を洗剤で洗っちゃうのもダメダメですよね。
国生:「何やってんだよ」って笑いながら言えるのは、ちょいダメ、ひきつるのはダメダメ。
黒沢:それはわかりやすい!
国生:結婚とかを考えたとき、そのダメさを背負っていかなきゃいけないのは重いけど、手を引いて導くぐらいなら、男の人も気分いいでしょ。
黒沢:なるほど〜。ファッションもちょいダメとダメダメの判断基準は同じですか?
国生:洋服のセンスのちょいダメは、評価を上げることにはならないと思う。その人らしい格好で、いつもキレイにしてて、でも内面的にちょっと不器用なところがあるのがいい。
( `.∀´):これもギャップですね。
国生:あとは、ダメなところを指摘されたときの受け止め方かな。「ごめんね〜、私、それはできないかも」って笑って受け止めるか、「また言われたよ」って卑屈な気持ちで受け止めるか。それで、愛され度は大きく違ってくると思うのよ。
黒沢:落ち込んだり、卑屈になっちゃいけない…と。
国生:そう。それに、お姉さんになってくると、注意してくれる人が少なくなるのよ(笑)。若さを理由に許されていたことも、許されなくなるし。
( `.∀´):今ダメダメな人は、何歳ぐらいまでに、ちょいダメに到達できればいいんでしょう?
国生:そうねぇ…35歳ぐらいまでは頑張りたいわね。
( `.∀´):ダメダメなところは、笑って許してもらえるところまでレベルアップさせないと。
国生:そうね。でも特に意識してなくても、ある日突然、自分で自分に「今度からやめようね、わかった?」って言い聞かせる瞬間がくるものでね(笑)。
( `.∀´):それを見逃さないように。
国生:大丈夫。絶対に見逃せないほど恥ずかしい瞬間だから。
( `.∀´):あと10年で頑張ります。
国生:多少のことは、笑ってやり過ごせば、女の子の場合は何とかなるものだしね。
黒沢:勉強になりました。
国生:目指すべきは、おんぶを強要する人生じゃなく、優しく手を引かれ、お姫様だっこされる人生よ!
(了)